このままじゃ保育士がいなくなる!
人事を尽くして怒らず待つ。修行アラ僧のテーマ。
ああ、これはとっても難しい。特に「怒らないこと」はとっても難しい。
日々が「怒らない」修行。
今日の修行は「保育士がいなくなる悪循環」への対応。
ああ、今日はソウルメイトからの連絡が滞りがちだなあ。。。
そういや、
一昨日のエントリーで子ども手当と配偶者控除について書いた。愚策の子ども手当ても、社会に経済的に子育て手伝ってもらって当たり前と思うようになる主婦にも頭にきた。 ふと新聞に目をやると・・・でも、、、やっぱり政府も役所も人事を尽くしてないじゃん!!!これじゃ(アラ僧も含めた)愚衆がのさばっても仕方ない! いや、やっぱりこれは戦後の「モデル家族」システムのなれの果てだ!!!
我が区、東京S区は、働く子育て世代には最悪の生活地域らしい。今年4月1日時点での保育施設の待機児童が725人で東京23区中のどんびり。東京23区全体では約4,700人だのに、1区だけで15%。これは大きい。エリート地区(玉川、奥沢、瀬田など)を抱えて税収は問題なく、公立の保育所作ろうと思えば可能ではないの??? どうも金だけが問題じゃないらしい。
保育士が足りないらしい。
アラ僧が子どものころは、保育士・・・保母さんって言ってたっけ?・・・や幼稚園の先生は人気の職業。
なぜいなくなった?
今日は時間がなくて調べられないけど、修行アラ僧の仮説としては以下が背景だ。
保育士は「士」なれど女性の仕事:これは差別でなく、適性から言って、子どもの世話や発育を安心して任せられるのはやっぱり女性中心
↓
保育士になる(あるいはなっていた)女性も、「結婚退職」のくびきから抜けていない
↓
結婚または出産を機に辞めてしまう
↓
(過去は特に)一旦やめると、「専業主婦」となり家庭専念。配偶者控除のとりこになり働きに出ない
↓
保育士になる人口は少子化や若い女性の職業観の変化により減少、「戻り」も少なく増えることはない
↓
保育士が足りないので保育所が増えない
↓
数少ない次世代の保育士も一般女子と同じように、結婚退職、専業主婦化・・・
保育士の資格要件とかの問題ではなく、結局ここにも戦後の「モデル家族」システムという悪巣が作ってしまった怪物がのさばっているからいけないのじゃないか!!!
・・・
ああ、怒っちゃいけない。
でも、代わりが子ども手当てでしょ?子ども手当ては別のものに消えてくんだよ!
少子高齢化への歯止めはかからないよ!
経済効果も少ないんだよ!
このままじゃ日本から保育士がいなくなる!!!
働きたいお母さんはどうすればいいんだ!
子ども手当てより現物だよ!!!
これでも怒っちゃだめなんでしょうか?
そうですよね。。。
生きとし生けるものが幸せでありますように。